今回、吉川友の新曲「TABOO」が初披露された、緊急事態宣言明け一発目の観客ありのライブ『Kikkawa You 微かな粒』をレポートしたいと思う。
しかしその前に、どうしてもひとつ触れておかないといけない事柄がある。
緊急事態宣言下で誕生した #ひま粒し と粒の人
新型コロナウイルスの感染拡大に端を発した各国政府からの緊急事態宣言の発出によって、2020年、人類はその長い歴史の間でも類を見ない全世界的な外出自粛、ロックダウンという期間に突入した。
とりわけ日本のライブ・エンタメ業界は、イベント参加者からのクラスター発生という事案もあり、問答無用の経済活動の停止に追い込まれた。ではこの自粛期間、ステージに上がることを生業としている人たちは、何をして過ごしたのだろう。端から見る限りにおいてではあるが、最終的にはそれぞれに任された自粛生活になったのではないかと思う。自分のスキルに磨きをかけた人。ポジティブに捉えてこれまでやりたかったことにチャレンジした人。ひたすらに時が過ぎるのを待った人。非現実的な現実に直面して今後のことを考えた人。自粛できなかった人──。
いずれにせよ、今なお終わりの見えないコロナ・クライシスにおいては、各人の人間性が試される。そして、そんな期間中に、いや期間だったからこそ、世界的な話題になってしまったアイドルがいる。
そう、皆さんご存知の吉川友だ。
予兆
「きっかけはYOU!」とは彼女のデビューシングルのタイトルだが、きっかけは、そもそも彼女の根本の部分に潜んでいた。のちにTwitter上では、数年前に彼女がYouTubeの番組で“それ”について触れているシーンがファンの手によって発掘されたが、彼女の“癖”からすると、“それ”は山間部を流れる小川がやがて大河にたどり着くくらいに、ごく自然なものだったのかもしれない。
ただ我々にとっては、彼女の奇行はいつも狂気以外の何物でもないのだけど。
とりあえず“舞台”となった吉川友のTwitterで、一連の流れを遡ってみよう。2020年2月の段階では、特に彼女のツイートに変化は何も感じられない。ただ2月22日のいちご狩りに行った時に撮られたのであろういちごの写真が、これから起きる混乱をそこはかとなく感じさせるような、まがまがしい雰囲気をまとっているように思えるのは気のせいだろうか。
ワガママボディー🤔 pic.twitter.com/0zEdZqBiuB
— 吉川友 (@kikkawa_you) February 22, 2020
3月に入ると、3月10日には「焼肉屋さんのネギ焼き」というツイートに、塩らしき粒の写真が添えられている。肉でもなく、ネギでもなく、塩。不気味だ。
さらに3月21日には、この日の朝ご飯ということで、みかんの薄皮を剥いた粒の写真が。引き裂かれた薄皮は、我々に一体何を訴えようとしているのだろうか。
焼肉屋さんのネギ焼き🤔 pic.twitter.com/YhqSWxn9GY
— 吉川友 (@kikkawa_you) March 10, 2020
ワタシのアサゴハン
ミンナは? pic.twitter.com/o6TIAExkZT— 吉川友 (@kikkawa_you) March 21, 2020
そして3月29日からの3日間には、茨城出身の彼女ゆえに、なんと納豆の写真が。しかも3月31日のツイートは、この後の狂気へとつながっていくのかもしれない意味深な「つぶおおきめ」という言葉までもが登場する。
なっとうみっかめ
つぶおおきめ
豆もやしのさきっぽよりちょっとおおきめ、おはようございます pic.twitter.com/cxfBwn9cPr— 吉川友 (@kikkawa_you) March 31, 2020
世界を駆け巡った「158つぶ」
Xデーとなったのは4月3日だった。その日、朝にひきわり納豆の写真を乗せた吉川友は、午前10時56分。おもむろにひと房のみかんの写真と、房の中に収まっているはずのみかんのひと粒ひと粒(砂じょう)をキッチンペーパーの上に並べた写真を「158つぶ」というコメントとともに投稿してしまうのである。
158つぶ pic.twitter.com/KKRUzskLPt
— 吉川友 (@kikkawa_you) April 3, 2020
この瞬間から、彼女の狂気的投稿は加速していく。4月4日にはいちごの写真と種を並べた写真を「240つぶ / #いちごのツブログ」という、なんだか一部界隈には懐かしいフレーズをハッシュタグ化しつつ掲載。さらにイクラの写真を「340つぶ」とというコメントとともに。とうもろこし「433つぶ」。ラズベリー、ざくろ、キウイフルーツ、パパイヤ、納豆、パプリカ、かいわれ大根、スイカ、ごま団子などなど、ひたすらに粒を数える“ひま粒し”ツイートがなされていくことになる。
571つぶ pic.twitter.com/sXlhCgZQvg
— 吉川友 (@kikkawa_you) April 9, 2020
1220つぶ#北九州市 #PR #関門海峡たこ #ひま粒し pic.twitter.com/RF0tnNEdNA
— 吉川友 (@kikkawa_you) June 11, 2020
友フレ(吉川友のファンの総称)であっても、さすがにここまで彼女の奇怪なツイートが連続することは前代未聞。「これがコロナの影響か」「きっかが壊れていく」「やっぱりサイコパスだ」「彼女はYU-Mエンターテイメント所属ではなく、“病む”エンターテインメントになってしまったのか」「(分解された粒は)まさにソーシャルディスタンス」などなど、様々な反応がTwitterには寄せられる。一方で、リツイートやいいねの件数は大幅に増加。アイドルなのに、しかもアイドルシーンの中でもかなり上位のビジュアルを備えているのにも関わらず、本人の画像よりも粒を数えた画像の方が高いエンゲージメントを獲得するという、世にも奇妙な現象まで発生してしまう。
このTwitter上でのざわつきは、友フレ界隈や吉川友という存在を知っている人の中だけで起こっていたものから不特定多数の人たちへと伝播し、マスメディアが取り上げるようになって爆発的に加速。さらには言葉や文化の壁を越えて海外メディアにまでも波及してしまう。極めつけは、「ロックダウンの暇つぶしで、日本の女優がフルーツや野菜を分解し始める」という紹介のされ方で、遠くイギリスの大衆紙「デイリー・メール」までもが取り上げる世界的なムーブメントとなってしまった。
Japanese actress disassembles fruit and veg and to kill time during lockdown https://t.co/YiMWbTAu56
— Daily Mail Online (@MailOnline) April 10, 2020
これを“吉川友がピンチをチャンスに変えることができた”と捉えるべきか、それとも単に“ちょっとアレな人がちょっとアレなことをやったら、Twitterで見つかってしまい収拾つかなくなった”と捉えるべきか。どう捉えるかは受け取った側が判断すればいい。ただ、デビュー当時から彼女のことを生温かく見守ってきた友フレの多くは、(それが世界的な話題になったことはさておき)これら一連の“狂気的なツイート”自体については「それが吉川友だから」と、比較的冷静に受け取ったに違いない。「奴はヤバい」とは、これまでも幾度となく訴えてきたこと。ただし、そんな彼女のヤバさは、平和という名のぬるま湯に浸かって危機管理のアンテナ感度を下げまくっていたbeforeコロナの日本ではことごとく見逃されてきた。ところが、この新型コロナウイルスの世界的な大流行(パンデミック)は、そんなアンテナ感度を一気に引き上げることつながった。
結果、ついに彼女の狂気は多くの人たちの前に露見されてしまったのである。
……ということで、今やすっかり“時の人”ならぬ“粒の人”になってしまった吉川友が、約半年ぶりにワンマンライブを開催した。そろそろそのライブのレポートに入っていこうと思う。なおこの時点ですでに“お腹いっぱい”だという人たちは、記事に載っている吉川友のビジュアルと、いくつかのミュージックビデオやライブ映像などを見ていただければ、彼女が“粒の人”だけではなく、実は歌手としての側面も持っているということがわかるはず。
それさえ知っていただければ、本稿の目的は9割がた達成されたといって過言ではない。
緊急事態宣言解除の初ワンマン
7月26日、表参道GROUNDにて吉川友のワンマンライブ『Kikkawa You 微かな粒』が開催された。
今回のライブタイトル『微かな粒』は、3月14日および5月11日に行なわれる予定だったライブタイトル『微かな光』から着想を得ていることは想像がつくだろう。なお『微かな光』とは、占い師曰く、2020年の吉川友は運勢が「どん底」とのことで、「微かな光を信じて頑張って」と慰められた言葉からとられている。もっとも、『微かな光』と名付けられた上記2公演は新型コロナウイルス感染症の影響によって中止。文字通り“どん底”だった彼女の元に差したのは、一筋の光ならぬ“ひと粒”である。
さて、そんな吉川友のライブだが、今回は緊急事態宣言解除後初となる観客を入れての公演ということで、新型コロナウイルスに対する対応策が十分にとられていた。詳細は、表参道GROUNDのオフィシャルサイトに記載されているので、そちらを見ていただきたいが、たとえばフロアに至るまでの動線にはいくつもアルコール消毒液が用意されており、もちろん入場時にはマスク着用と検温が必須(加えて、連絡先や当日朝の体温、体調や行動に関する質問表の提出も実施)。フロアには前後左右十分な間隔を空けて座席が用意され、私語は禁止(コールなんてもってのほか)。ライブ中、MCタイミングでは必ずフロアの扉が開かれて換気を実施するとともに、終演後に行なわれた特典会でも随時消毒が行なわれるという徹底ぶりだ(ちなみに物販はPayPay決済のみ。現金非対応)。
生 #ひま粒し
きっかバンドがステージインして、心地よい横ノリを鳴らし始める。そしてきっかが、あえてしゃくり上げるような歌い方で、外出自粛期間中に生まれた「#ひま粒し」からライブは幕開け。この曲はファンク×アイドルの代名詞ともいえる“赤羽橋ファンク”を源流として持ちつつも、これとは似て非なる、いうなれば“芝公園ファンク”。そしてグルーヴイーなサウンドに体を揺らしていると、なぜか吉川友は、紀ノ国屋で購入した山梨県産の高級シャインマスカット(第二部では巨峰)を手にしている。よくよく考えれば開演前の時点で、ステージのセンターにはシャインマスカットが鎮座していた。「きっかの大好物だし、ステージドリンクの代わりかな?」なんて思った友フレもいる……わけもなく、ただ、このあまりにも場違いなシャインマスカットの存在に、勘が鋭い人はピンと来たかもしれないが。
きっかは、シャインマスカットを高く掲げて「今日は自粛明け一発のこのライブ、この会場でみなさんと一緒にこの粒を数えたいと思います!」と一言。話題になった #ひま粒し を今回、「#ひま粒し」のパフォーマンス中にステージで生披露するのだ。
ちなみにリハーサルでは、演出の流れを確認してみてきっかは「恥ずかしいー!」と絶叫。とはいえ、本番ではシャインマスカットの実を黙々と数えて「32つぶ、数えたーっ!」と、過剰なまでの達成感を演出してみせるところは、さすが、いつまでもフレッシュな、ソロデビュー9年を数えるベテラン・ソロアイドルである。観客は声を出すことが禁じられているので、拍手で応えるも、なんだかとてもシュールな空気になったのは、想像してもらえばわかることだろう。
さらにドラムのビートと鍵盤の音色が軽快に響く「恋」に、夏を感じさせる「NEO SUGAR SUGAR YOU」、そして会場をアッパーな気分へと引き上げる「アカネディスコ」に疾走感MAXな「チャーミング勝負世代」、さらに理姫(ex-アカシック)の紡いだ、まるで映画のワンシーンのようなフレーズで恋の終わりを描いた「DISTORTION」を次々に披露する。「アカネディスコ」ではコール・アンド・レスポンスがお約束だが、今回は観客は声を出せないのでクラップで対応。今できる状態での最高の盛り上がりを作り上げる。
「こうやって生身の人を観客としてお迎えしてライブをするのがライブだなーって思ってます。“人間臭さ”があっていいですよね。人間臭さっていうか、なんていうの? “体臭”ってことじゃないんですけど(笑)」
“温もり”とか“体温”とか“呼吸”とか、人を表す詩的な表現はいくらでもあるだろうに、なぜか“人間臭さ”というワードをチョイスしてしまって、そこから言葉の迷路に迷い込んでいく、いつもどおりの展開。さらに、「今日初めて私のライブ来たよ!って方、どのくらいいます?」と、観客に呼びかけると……まったく手が挙がらず。「え、粒きっかけで来てくれた人とかいないの? びっくりですわ!」と驚きを隠せないが、そもそも興味ある情報しか届きにくい側面を持つのがWebというもの。“粒の人”が数えた素材とその粒の数に興味ある人が、必ずしも“粒の人”自身に興味を持ってくれるとは限らない。ましてや粒の人が歌手であることは知ったとしても、その歌を聴きたいと足を運ぶまでのアクションにつながることは、普通にやっていては困難を極めるのである(吉川友がどうとかいう話ではなく、それがWebを使ったプロモーションの難しいところなのだ)。
さらに会場では、2ヶ月遅れのきっかの誕生日をお祝い。もちろん観客は歌えないので、「ハッピーバースデートゥーユー」の生演奏に拍手を合わせる。またひとつ年齢を重ねたきっかは、「無事28歳の誕生日を迎えました。一歩またThirteenに近づきまして(本人の発音ママ)、なんか老いを感じる。この年代の人は腰が痛くなったりとかいろいろあるんですけど、本当にそのとおりで、ちょっと怖いです。28歳は……私、“あれ”取りたいの。自転車……じゃなくて自動車の免許。今のうちに免許を取りに行こうかなって思ってます。」と、まさかの免許取得宣言。ところが「……私、大型(自動車)の免許とるんで。そしたらバスツアーも、バスだけ借りれば私、運転するし。ガイドさんもやるから、会社挟まなくても自営でバスツアーができるんじゃないかな。なので、今年は大型免許をとって、みなさんを楽しいところにお連れできたらいいなと思います。」と続ける。
自動車の免許を持っている人にとっては教習所等で教えられる知識ではあるが、バスを運転する際に必要となる大型第二種免許の取得には、普通自動車免許を交付されてから3年以上の期間が必要となる。本人は「また口だけになりそうですが。」と笑っていたが、“口だけ”以前の段階で、どう頑張っても取得はできない(笑)。
冒頭からの盛り上がりパートから一息つく形で、きっかは、序盤に披露された軽快な「恋」と同じ歌詞ながら曲調がまったく異なるという、直球にして本気のバラードナンバー「暁 -yoake-」を感情をひとつひとつ音に置いていくように熱唱する。
さらに初期の楽曲から「会いたくなったら」に、ミドルテンポのバンドサウンドにアレンジされた「Yellow Butterfly」が続く。そしてISEKIとクレイ勇輝が提供した「八月の花火」を披露する。
それでも吉川友は歌い続ける
しかしながら、生活様式からして一変してしまったwithコロナ、そしてこれからのafterコロナ時代。ライブもまた、アイドル(やアーティスト、パフォーマー、エンターテナー)に求められるものが変わるのではないかと思う。
たとえば、吉川友の場合、本人のその奇想天外かつ破天荒なキャラクターや行動については一旦置いておくとして、彼女の持つ歌唱力がなんだかんだ圧倒的であることは、彼女のライブを見たことがある人たちならば納得するところだ。こういうアイドルは、観客の盛り上がりが制限され、観客は本当の意味での“観客”にならざるを得ないコロナ禍のライブでも対応できる。
歌を聴かせることができるからだ。
問題は、“オーディエンスとの一体感”という表現を使うことでこれまで巧妙に濁されてきた、歌唱力もパフォーマンス力もなく、観客への煽りとそれによる観客の勢いだけでライブを乗り切ってきた“観客依存型”のアイドルたちだ。熱狂と興奮の間で酔いしれていたオーディエンスたちが、“酔えない状態”で参加することになるコロナ禍でのライブ。きっとこれまで見えなかった何かが見えてしまう。
コロナは、これまでは受け入れられてきたエンターテインメントの形と、ステージに立つ者の“メッキ”をも剥がしかねないのだ。
「さよならスタンダード」がフロアを揺らしているライブ中、ふとそんな考えが浮かぶ。一方、今は着席のままで手を振ったりクラップをすることしかできない「恋愛遠慕」や「Stairways」は、いつになればまた声を上げたり全身を使って盛り上がれるようになるのだろうか。黄色い光の絨毯が波打つような無数のペンライトでフロアが埋まる光景を再び目にすることはできるのだろうか。
それでも吉川友は前を向いて歌い続けるだろう。
ライブ中、“粒の人”として世界的にバズった出来事に「続けてきてよかった」という感想を述べていた彼女。「Stairways」の歌詞として歌っているように、彼女は、過去も今も、未来を作っていくために無駄なものはないと知っている。たとえば、興行的な成功は見込めないこの時期に、万全の準備と対策を行なった上で(それでも拭い去れないリスクを抱えて)、あえて観客を入れる形で行なわれたライブ。
これもきっと、未来の吉川友のライブへとつながっている。
新曲「TABOO」
「今年、5月11日でソロデビュー9周年。いつも応援、本当にありがとうございます。来年は10周年イヤーということで、いつもどおりライブができたらなんて思うのですが、そんな10周年、そして今の私に向けたナンバーを、デビュー当時から音楽を担当していただいているmichitomoさんとサカノウエヨースケさんに制作していただきました。初披露です。すごく緊張しているんですけど、このナンバーで今日はお別れです。」
最後は、ステージにマイクスタンドが用意され、新曲「TABOO」が初公開される。全体を通してベースラインが曲を引っ張るR&Bテイストながら、ラップも含めた様々なボーカル表現が散りばめられているこの曲。タイトルが示すように“TABOO”な恋愛模様を歌った、大人のナンバーだ。
マイクスタンドを握り、音の粒に身を委ねながら、曲にコンパイルされている物語の世界観を歌声へと変えていく吉川友が、スポットライトに照らされて浮かび上がる。ブレス多めに発声したり、つぶやくように声を出したり、そしてラップが入ったりと、決して簡単ではない作品。観客の目と耳が集まる中で、吉川友は自分の持てるものをすべて出すかのように歌い上げる。
「“これまでの吉川友とは違うナンバーになっています。”って新曲を出すたびに毎回毎回言ってたんですが、今回は……だいぶ違う!」と、初披露後に本人も興奮気味に語っていた新曲「TABOO」は、michitomoとサカノウエヨースケのコライト(Co-Write / それぞれがパートごとに作って、それを組み合わせてひとつの曲を作る手法)によるもの。なお、吉川友本人もYU-Mエンターテインメントの山田社長も「お互いが1行ずつ歌詞を書いた」と説明を受けていたが、のちにAround 40 Japanese GuyzのYouTubeチャンネルにて、「曲は(サカノウエヨースケと)キャッチボールしながら作ったが、歌詞はサカノウエさんが書いた」と、制作したmichitomoが明かしている。
この事実ついて、友フレからは「新曲『TABOO』の本当のタブーはコライトについてだったのか!」という驚きの声が上がっていた……とか、いないとかは定かではないが、ともかく新曲「TABOO」はストリーミングおよびダウンロードでの配信が予定されている。