SUPER☆GiRLS石丸千賀が冠イベント

サブカルの殿堂『新宿ロフトプラスワン』2代目イメージモデル

2020年内いっぱいでグループからの卒業を発表しているSUPER☆GiRLS(スパガ)の石丸千賀(ちかぴ)が、10月28日、自身初の冠イベントを新宿ロフトプラスワンにて開催した。

 

スパガ 石丸千賀 ちかぴ

二代目『新宿ロフトプラスワン』イメージモデル・石丸千賀

ちかぴは、2020年3月にSHOWROOM上で行なわれた「サブカルの殿堂『新宿ロフトプラスワン』イメージモデルオーディション!Vol.2」に参加。見事1位を獲得し、二代目『新宿ロフトプラスワン』イメージモデルに就任した。今回の冠イベントの開催はイメージモデル就任特典のひとつだったが、世界的な流行となった新型コロナウイルス感染症の影響を受けて実施時期を延期。さらに本来想定していた客入れしての実施方法を模索していたが、最終的にはこれを断念。SHOWROOMプレミアムライブ配信という形での開催となった。

 

この日、ちかぴはしっかり1時間カラオケに行き、喉を十分に温めてから会場入り。早々にイベントの流れを確認しつつ、サウンドチェックを兼ねて歌唱コーナーで披露した3曲のリハーサルを行なった(ちなみに声出しには使えるカラオケだが、「カラオケボックスで練習しても歌は上手くならない」とは音楽業界にいるとよく聞く話だ。素人の下手な歌でも上手く気持ちよく聞こえるところがカラオケのキモとなるので、まあ、普通に歌っても上手くならないのは当然といえるだろう)。

 

イベント開始前、ロフト側スタッフからハイボールと料理が運ばれてきてちかぴは大喜び。本番直前に出演者のテンションを一気に引き上げてからステージに出てもらうというテクニック。トークライブイベントを知り尽くした、さすがサブカルの殿堂・ロフトプラスワンのスタッフ陣である。

 

石丸ちかんぱーい!

スパガ

スパガ

ちかぴはノリノリで、後ろに掲出されていたポスターと同じポーズをとって、イベントはスタートする。オープニングトーク代わりに、寄せられたコメントをもとに視聴者とコミュニケーションをとりながら少しずつエンジンをかけていくちかぴ。最初のコーナーは、ハイボールのグラスを手に「石丸千賀んぱーい!」をするコーナー。本人の「石丸ちかんぱーい!」の発声を合図に、「ちかんぱーい!」のコメントが殺到する。そして一口、白州ハイボールに口をつけたちかぴは、そのまま立ち上がって歌唱コーナーへ。

 

「今回、3曲セレクトさせていただきまして。みなさんに伝えたい想いと、ロフトプラスワンさんがサブカルチャーの殿堂ということで、サブカルっぽい曲を選びました。コメント欄で沸いてください。」

 

1曲目は、いきものがかりの「ありがとう」。

 

“あなたの夢”がいつからか “ふたりの夢”に変わっていた

 

その歌はまるで、ちかぴとまるちーず、もしくはニジストと呼ばれるファンたちとの軌跡を記しているかのよう。ちかぴがサラリと述べた“みなさんに伝えたい想い”とは、自分のことのようにちかぴのことを励まし、慰め、そして応援し続けてくれている人たちに対する“ありがとう”の気持ちにほかならない。

 

スパガ 石丸千賀 ちかぴ

さらに岩里祐穂と菅野よう子の鉄板コンビによる「創聖のアクエリオン」。「一万年と二千年前から愛してる」のフレーズの後に、コメント欄で「オレモー」のコールが滝のように流れるのを確認して、ちかぴも思わずニヤリと笑顔を見せる。

 

3曲目は『おジャ魔女どれみ』のオープニングテーマ「おジャ魔女カーニバル!!」。いかにもアニメ好きのちかぴらしい選曲というべきか。……いや、ちかぴは歌唱前に「みなさんに伝えたい想いとサブカルっぽい曲を選びました。」と発言したわけで、どの曲が「みなさんに伝えたい想い」というところまでは明言していない。ゆえに、もしかしたら「みなさんに伝えたい想い」とは、この曲の「びっくりびっくり BIN BIN!!」のところだったのかもしれない。

真相はちかぴのみぞ知る、ということである(多分違う)。

 

ちかぴとまるちーずのレクリエーション

歌唱コーナーを終えたちかぴは、本番前に用意した猫耳のカチューシャをつけて再度ステージに登場する。ハロウィンシーズンということで店内は大量のパンプキンで飾り付けがされていたため、急遽、マネージャーが新宿歌舞伎町のドン・キホーテで購入してきた仮装アイテムだ。

 

ちかぴ

再びハイボールに口をつけて、視聴者参加型のレクリエーションコーナーへ。まずは「ひとり逆アキネイターゲーム」。まず、ちかぴが目隠しをした状態で、導き出されるべきお題がカメラに映し出される。そして、ちかぴが視聴者向けて質問をし、視聴者はそれにYes/Noで答えることで、制限時間内にカメラに映し出されたお題にたどり着けるか、というゲームだ(ちなみに1問正解するとハイボール1缶プレゼント)。

 

そもそもアキネイターをしたことがないというちかぴだが、当然ゲームの流れは理解済み。例題の「石丸千賀」で再度手順を確認して、早速トライ……してみるが、ちかぴが深読みし過ぎなのか、ちかぴの質問の仕方にセンスがないのか、はたまたまるちーずの回答がちかぴを誤答の泥沼へと誘うのか。ちかぴは「カピバラ」「腹筋(マッスル)」という石丸千賀の代名詞的なお題をなかなか導き出せない。“かぴネイター”の驚異の誤答率に思わず目を丸くするちかぴだが、後半は少しルールを緩めてもらうことでなんとか3日分(3缶)のハイボールを確保することができた。

 

続くゲームは「何を歌っているかクイズ」。ちかぴが選んだライブ中の石丸千賀の写真を元に、何の曲を歌っているかを視聴者に当ててもらうゲームだ。「君が代」「津軽海峡・冬景色」「とっとこハム太郎」「紅蓮華」と、まだ写真を表示していないにも関わらず、画面の向こう側に幻覚か何かを観た視聴者たちから曲名が次々寄せられる(言うまでもなく、これら曲をちかぴはライブで歌ったことはない)。一方で、表示された画像が「いつ、どこのライブなのか」は、特定班が早々に解析してコメントするという匠の技を見せつけていた。

 

supergirls 石丸千賀

「靴が壊れて片足だけ裸足の足元の写真」という超マニアックな最終問題を経て、最後は「真実はふたつ…。ちかぴの嘘を見破れるかゲーム」。ちかぴが話すエピソードのうち、ひとつだけ嘘が紛れているので、それを見抜くというゲームだ。「千賀ちゃんが嘘をつくところ、見たくないな…」という的確なタイミングで的確なネタコメントをぶっこんでくるのは、さすがちかぴの個人配信で鍛えられたまるちーずである。

 

ちかぴ「みんなといっぱいいっぱい笑顔を共有できる2ヶ月を」

お便りフォームの中に巧妙に仕組まれていた大喜利企画の発表を行なったのち、視聴者から寄せられたお便りコーナーへ。『スパガの超絶☆るーむ』にて、前触れもなく突如発表された石丸千賀の卒業。ファンからのやさしさに溢れたメッセージと質問が取り上げられる。ちかぴはそれらを正面から受け止めて、そしてまるちーずとの一番の思い出や、アイドル好きがアイドルになってみた素直な感想を語る。その詳細は石丸千賀と本イベント参加者との間で共有されるべき内容なので割愛するが。

 

「今日、語彙力ないなぁ。」と、今の想いのすべてを表現できる言葉を見つけられずにつぶやくちかぴ。スタッフからは『ここで涙を流す』というカンペも出されたりもするが、ともかくちかぴは、そんなカンペまでも紹介しつつ、涙についてのエピソードも交えて感謝の気持ちを最後に伝えた。

 

SUPER GIRLS 石丸千賀 ちかぴ

「SUPER☆GiRLSの石丸千賀として過ごすのは残り2ヶ月なので、今日のイベント中みたいに、みんなといっぱいいっぱい笑顔を共有できる2ヶ月を作っていきたいなって思っています。私がみんなの顔を直接見られる機会は結構少ないんだけど……でも、文面とかで伝わるけん。みんながいっぱい笑ってくれる、笑顔になってくれる、そんな日々をお届けしていきたいと思います。」── 石丸千賀(SUPER☆GiRLS)

 

SUPER☆GiRLSは、2020年12月22日にメジャーデビューから10周年を記念したワンマンライブ『SUPER☆GiRLS 10周年LIVE~ありがとうが止まンないっ!~』を開催。翌12月23日にはベストアルバム『超絶少女☆COMPLETE 2010~2020』をリリースする。

 

スパガ石丸千賀

ちかぴ 新宿ロフトプラスワン

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