ばってん少女隊・瀬田さくら卒業公演でのラストMC全文
みなさん、今日は『瀬田さくら卒業公演 -桜歌爛漫-』にお越しいただき、本当にありがとうございました。こうやって隊員さんのお顔を見ながらこうやって話せるのも最後になるので、しっかりと噛み締めながらお話でもできればなぁと思います。
これまでの感謝を伝えていきたいなって思ってまして、まずはメンバー。柳美舞ちゃん。本当に美舞ちゃんは入ってきたときに「プリンセスみたいな子が入ってきたなぁ」って思ってて、子猫ちゃんみたいで、なんかね、ほんとに妹ができたような気分で、すごい嬉しくて。でも実際パフォーマンスを見たら歌がすごく上手で。パフォーマンスもすごい度胸があって強くて。美しい小さなプリンセスで。ほんとにほんとにね、ライブとかで一緒に歌っても心強いなって思ったし、いずれ美舞ちゃんがこれからのばってん少女隊の歌をさらに良くしていってくれるんだろうなぁとか。もし瀬田がやめちゃったりしたら、美舞ちゃんがこれからこの歌を引き継いでくれたりするのかなあって思ってすごい期待していて。だから9周年の時とかに、一緒に「無敵のビーナス」を歌えたのはすごく素敵な思い出になったし、あの時はまだ卒業発表してなかったけど、ああいう形で美舞ちゃんへ歌を頑張ってほしいなぁとか、隊員さんはすごい美舞ちゃんの歌に導かれてるところもあると思うので、頑張ってほしいなって思って。一緒に歌えて、すごくすごく、いろいろな思いを伝えられたんじゃないかなぁと思います。本当に美舞ちゃんは頑張り屋さんで、すごく強そうに見えて……それは美しいからなんですけど。今日の公演でもステージ始まる前にウルウルしてて。そういう姿を見ると、「あ、やっぱりこのグループの今の最年少は美舞ちゃんなんだな」って。かわいい妹だなって思ったし。でもこれから新メンバーが入って先輩になる美舞ちゃんがすごく楽しみだし。私もアイドルのばってん少女隊の先輩ではあるとかもしれないけど、ばっしょーは横イチでやってきて、美舞ちゃんには尊敬する部分もたくさんあって、だから自分も頑張りたいなぁって思うものを見つけられたし。これから入ってくる新メンバーも美舞ちゃんを見て、もっともっとばってん少女隊で活動を頑張りたいなぁって思ってくれるんじゃないかなって思いました。本当に美舞ちゃんは素敵な子で、可愛くて、いい子で。もっともっとたくさんの方に推される未来があるんだろうなって思ってるので、がんばってほしいです。今、美舞ちゃんを応援しているみなさんも、これからもいっぱい「みゆゆー」ってコールをしてあげてほしいなぁって思います。
続いてりるあちゃん。蒼井りるあちゃん。ほんとにほんとに可愛くて。小動物みたいできゃぴきゃぴしてて。最初入ってきた時は、すごい静かな子だなって思ったけど、1ヵ月ぐらい経ったら本性を現し始めて。「はふん」っていうワードも生まれたりとか。「りるあはこう思うんですよー!」っていう感じですごい訴えかけてくるような瞳をしてて。「この子は天性の愛され屋さんだな」って思いました。実際、アイドルになって、りるあちゃんは「その魔法を使えるようになりたい」って言ってたけど、もうすでにすっごい使えているし。なんなら大魔法使いで。みんなを笑顔にしている姿、レス送っている姿だったり、一生懸命ダンスや歌を頑張ってるところとか。ステージに一緒に立っててもすごい目が行くし。私も隊員さんになっちゃいそうになります。結構前の話になるんですけど、メンバーそれぞれに「今後どういうアイドルになりたい?」とか「憧れの先輩とか目標にしている人はいますか?」って話をしたときに、私とりるあちゃんは、尊敬する先輩もたくさんいるけど、そういうのではなく、自分の中に理想のアイドル像みたいなものがあって。りるあちゃんもそこで同じようなタイプってことに気づいて。実際りるあちゃんは唯一無二のアイドルだなぁって思うし、すごいぴゅあぴゅあで可愛くて、ほんとにいい子なんですけど、内側にすごくアイドルとしての本質みたいなものを持っているし。みんなを笑顔にしたいとか、芯の1番深いとこに刻まれているような感じで。ほんとにほんとすごいなって思う。推してる隊員のみんなはすごい幸せだろうなぁって思います。このグループの中でもりるあちゃんはすごくSNSとか、いろんな新しい部分にもチャレンジをしていたり、新しい可愛さだったりとかをどんどんいろんな方面に拡散していて。自分でそういう努力できるのもすごいなぁって思う。ばってん少女隊に欠かせないない子だなぁってすごく思います。ダンスもチアをやっていたからか、すごい元気をもらうし、弾ける笑顔でプリキュアみたいで。ほんとにほんとにこれから隊員のみんなと一緒に推していくのも楽しみだし、もっともっとたくさんの方にね、りるあちゃんの良さを知られて、隊員さんが増えちゃうんじゃないかなって思ってます。りるあちゃんの可愛いところとか素直なところがすごい大好きです。
続いて、きいな。きいなはね、同い年で。なんですけど、ほんとにね、その性格とか似てるかなぁって思うんだけど、お互い大切にしているものが同じでも捉え方が違ったりとか。でもお互い尊重できる仲間です。時にはね、私が「アイドルを頑張りたい。アイドル1本でやりたい」って時に、きいなが「勉強も頑張りたい」って言った時は、正直ね、なんかこう……悔しいなぁっていう気持ちもあったけど。でもきいなは、悔しいなって気持ちを、実際に戻ってきてからすごい頑張ってて。勉強とアイドル活動って、私は両立するのが難しかったなぁって思って。もう半分諦めていた部分もあったので、どちらも真剣に頑張るきいなはすごいかっこいいなぁって思ったし。自分にないものを持ってて、素敵な言葉を話せる人で。ほんとにほんとに、こんな子が一緒のグループでよかったなぁって思う。絶対にね、クラスとかで一緒にいても仲良くなったかはわからないから、こうやってグループで一緒に一入れて、お互い知れて、すぐに仲良くなれて、すごく幸せだなぁと思います。きいなは、なんていうのかな、私よりもいろんなことをすごい知ってて。それはでも、自分の力でいろいろ調べて知ってることだったりとか。本当に努力をする才能があるとも思うし、それを超す努力をすごいしている人だなと思って、ずっとずっと尊敬しています。またきいなもばってん少女隊に欠かせない発想だったりとか、愛くるしさだったりとか、みんなすごいきいなのこと大好きだと思うし。やっぱ私もコールの中ではきいなコールが1番好きだし。へへへ。だからそうだね。これからもみんなと一緒にきいなを応援していけることが楽しみだし、この先さらに新メンバーが入って先輩になったきいながちょっと気になるので、一緒に応援していきましょうね。きいなも無理はしないでほしいけど、いろんなことに興味を持って、いろんなことを頑張ってほしいなぁって思います。
そして理子。上田理子さんですね。理子はね、ほんとにほんとに強いように見えるんだけど、すごいやさしい子というか。すごい自分に正直な子だなぁって思う。最初に出会った時とかデビューした頃は、理子が赤色で真ん中でグループを牽引してくれて。なんでそんなにアイドルらしいことが簡単にできるんだろうとか、今、求められている回答とかをすんなり出せるのとか、カメラを向けられたときの仕草だったり可愛さだったり、普段の満点の笑顔だったりとか。なんでそんなに最初からできて、どんどん才能増やしていっててなんでだろうって。器用な子なのかなってすごい思ってたんですけど、実際はそうではなくて。器用でもあるんだけど、すごい裏で努力をしている子で。1番誰よりもこのグループのことを考えていると思うし、だから強い子でもあるけど、その分いろいろ思うことだったりとかグループのこの先の事だったりとか、私とは目標が同じでもそこへの行き方だったりとか、考え方が真逆だったりもして。さっき理子も言ったけど、ぶつかることも結構多くて。「なんなんだ!」って思う時もあったけど、でもその理子の考え方も、その時間をかけてわかるようになってきたし、そういう強い気持ちが出るのは、こんなにたくさんの隊員さんが応援してくれてて、愛されているからなんだろうなぁって思いました。だからね、ほんとにほんとに理子はすごくて。一緒に活動しててまったく違うものを持ってるからうらやましいとか、理子みたいになりたいなぁって思ったこともあったけど。またまったく違うから、一緒にこうやってMCも隣で一緒にやってこれたのかなあって思ってます。いつもグループを引き締めてくれている理子はすごいなぁって思うし、私にできないことだし。本当に憧れと尊敬と感謝でいっぱいです。でもほんとに無理はせずにメンバーにも頼って、みんなそれぞれ違うものを持ち合わせてやってきてるグループなので、「他のメンバーにも頼ってもいいんだよ。」ってことも伝えたいし。ただその理子の意志の強さだったりは、いつまでも持ち続けてほしいし、このグループには必要だなぁって思います。理子がいるから私もこの先を考えることができたと思うし、本当に本当に一緒にやってこれてよかったなぁって。幸せだなぁって。こんなに違う性格だけど、一緒にやってこれた仲間っていう実績があって。何かあった時はまた理子に相談してみて、まったく違うルート言われてびっくりしちゃうと思うけど、そのやり方も試してみたいなって思います。これからも理子のこと応援してます。
そして愛ちゃん。愛ちゃんは本当に本当にね、あったかくてやさしくて。今日のライブも1番泣いちゃうのかなあって。これまで卒業の話をした時も、その1番……なんていうか、受け止めようとしてくれて、でも難しそうだったのが愛ちゃんで。やっぱそういう気持ちになるのはこのグループを大事に思ってるからだし。愛ちゃんのやりたいライブがあって、愛ちゃんが心から楽しんで歌とダンスやってるから、このばってん少女隊のメンバーはステージに立つことができると思うし。ライブもできてるんだなぁって思います。そうですね、本当に愛ちゃんは太陽みたいな笑顔で。最初会った時はすごいお姉さんだなぁって思ってたけど、実際に会ったらすごい面白い人で。でもこうやって大事な時とかに、やっぱり愛ちゃんはお姉ちゃんだなって思うし。このグループの要みたいなものなのかなぁって思います。みなさんも愛ちゃんの笑顔とか言葉に助けられている人もすごいたくさんいると思うし、愛ちゃんもまた唯一無二なアイドルだと思うから、これからばってん少女隊でも、それ以外の場所でも輝いていくのがすごく楽しみだし。それを見守りたいなぁって思ってます。
ほんとにこのグループにメンバーそれぞれみんな、愛も、理子も、きいなも、りるあも、美舞も。いてくれて、出会えてよかったなって思います。メンバーのみんな、ありがとう。
感謝を伝えたい人は他にもいるんですけど、そうですね。家族のみんな。私はすごいもうね、おてんば娘で、すごい頑固で、言うこと聞かないような娘でしたけど。でもだからこそ、「アイドルをやりたい」と決まったからには止められなかったんじゃないかなって思います。ほんとにばってん少女隊を続ける上で、いろんなことをこなしていかないといけない時期もあったりして。だから家族の思いだったりとかに応えられなかったことも多かったんですけど。なんだかんだ「いいよいいよ好きなようにやりな」って言ってくれて。いつまでも応援してくれて。自分の中では20歳を超えたらアイドルって難しいとか思うんじゃないかな、とか。いろいろ考えることも増えたり、自分もいろいろ考える時もあって。そんな時にも家族はすごい寄り添ってくれて。すごいね、笑ってもくれたし、なだめてくれたし、怒ってもくれたし。そんな人が身近にいたから自分もこの活動を頑張りたいなぁって思ったり。時には「もうアイドルをやめろ」って。「そんな気持ちにならばやめてしまえ」って言われたこともあったし。そんな言葉があったからこそ、自分もそこに反発してでも頑張りたいなぁって思ったし。親も言いたくなかったこともたくさんあっただろうけど、言ってくれることもまた愛だなぁって、この年になって気づいたし。こうやってすごくね、いろいろ言ってくれたり応援してくれたから、こうやってたくさんの隊員さんの前で、ライブすることができて、話すことができたんだと思います。本当に22年間、育ててくださってありがとうございます。
スタッフのみなさんもありがとうございました。これまでばってん少女隊にたくさんのスタッフさんが関わってくださったと思うんですけど、私はほんとにわがままで、全部を手に入れたいタイプのアイドルなので、すごく困らせる事がたくさんあったと思います。だけど、笑ってなんでもお手伝いしてくださったり、隊員のためにこんなことがしたいとか、生誕はこんなことがやりたいとか、グッズはこんなのが作りたいとか。またこういう企画をやりたい、こんな特典会をやりたいとか。いろいろ言ったわがままを実現してくれて。私がアイドルを続けられた理由は、ライブもそうなんですけど、こうやって隊員のみなさんと交流することだったりとか、みんなの顔を見てお話をしてっていうのが、私の中で続ける意味みたいなものだったので。それがあったから続けたいなと思ったので、そういう機会をなるべく多く作ろうっていう感じで動いてくださっている姿を見て、こうやって卒コンとかもね、卒業を発表して、もうなんていうのかな、卒業するって決まってるんだから、もうなんとなくで終わらせてもいいというか、変じゃないのかなあって思ってたんですけど、こんなに準備してくれて、卒コンも関東でも福岡、地元でもやれて。グッズも出せたり、衣装展もやったり。他にも卒業発表してからたくさんやりたいことを叶えてくださりました。本当にスタッフのみなさんのおかげで隊員さんもたくさん喜んだりとか笑顔になってくれたりすることも多いので、大変なことも多いと思うんですけど、これからも頑張って欲しいなぁって思います。本当にありがとうございました。
そして隊員のみんな。本当にいつもありがとう。なんかね、ほんとにほんとにお別れなんだなぁって思うとすごい悲しいし、毎週会ってたのに、みんなからすごい元気もらってて。私はアイドルだからみんなに笑顔だったり元気を与える存在になりたいって思って10年間活動してきて、なのにやっぱり私はこの10年間、みんなから笑顔をもらってばかりで、声援をもらって。自分はアイドルをやれるのかなあとか、向いてないんじゃないかって思った時も、みんな笑わせてくれて。すごい元気をもらいました。これまでばってん少女隊としても、ひとりの女の子の瀬田さくらとしても、たくさん悩みとか大変だなぁとか、正直、ばってん少女隊を続けるの難しいかもなぁって思っちゃった時期もあったけど、その時もみんなが紫のペンライトを振ってくれて、私の名前を呼んでくれて。すごくすごく元気をもらったし、そのために自分も頑張りたいなって思いました。
だからこうやってライブをしてね、みんなと会えるなんて当たり前のことじゃないってわかってたんだけど、10年もやってると当たり前のように感じてしまって。来週もみんなと会える気がしてるんだけど、会えなくて。すごく、すごく寂しくて。瀬田はもうばっしょー1本でやってきて、プライベートの瀬田もいたかもしれないけど、それ以上にもう本当に99%がばっしょーの活動の中で生きていて、ばっしょーしか知らなくて。だから私の1番の友達だったり仲間は、メンバーと、ここにいるみんなだと思う。私と一緒に青春を過ごしてくれて、すごくすごく嬉しいなぁって思います。青春って高校を卒業したら終わっちゃうもんなのかなぁって思ってたけど、こうやって22歳までアイドルを続けて、みんなが青春を作ってくれて、私はそこを駆け抜けることができて、本当に幸せだなって思った。戻れるならもう一回戻って、みんなと過ごしたいなって思うくらい、ほんとにみんなのことが大好きでしょうがなくて。……そうだね。なんかほんとこのステージにずっと居座っていたいなぁって。「ここから動かないぞ!」って気持ちも生まれちゃうくらい、ほんとにずっとずっとみんなといれて、私は幸せでした。みんなが私に出会ってくれてなかったら、私はアイドルじゃなかったかもしれないし、もうとっくの昔にアイドルを諦めてたかもしれない。そんな中でも、みんなはずっと応援してくれて、「好きだよ」って。「応援してるよ」って愛の言葉をかけてくれて。ほんとにたくさんたくさん救われました。ほんとにもう、ひとりずつ、ここにいるみんなと語り合いたいくらいなんですけど。うん。
でもこれからもばってん少女隊は続いていくし、瀬田さくらがいたんだってことも、みんなの心の中には残り続ける。すごくそれは嬉しいこと。私もみんなとこれから素敵なばってん少女隊を応援できるのが、すごくすごく楽しみです。新メンバーも入ってきて、新しいばってん少女隊ができてくると思うんですけど、みんなすごく素敵な子たちで。ほんとにやさしくて、アイドルとしての心を持っていて、一緒に活動してきてすごい尊敬できる仲間だったので、これからもみんな応援してくれるだろうなぁって思うし、私ももう明日からはそっちに混ざって一緒にばってん少女隊を応援するイチ隊員になれるのがすごく楽しみだなって思っています。
今まで10年間ほんとにほんとに、みなさんに支えられて、たくさん笑顔をもらって、私はもうほんとにほんとに幸せです。今まで本当にありがとうございました。
それじゃあみんなバイバイ。これからもばってん少女隊と、ここにいるみんなが、すごくずっと幸せでいることを瀬田はずっとずっと願っています。
本当にありがとうございました。
リンク
【動画配信】ばってん少女隊 瀬田さくら卒業公演 -桜歌爛漫-(12月31日(火)22:00まで)
ばってん少女隊オフィシャルサイト